2007年9月14日金曜日

フォトライブラリー(2)


この写真は、昨日の写真でぶら下がっていた羊の肉が切り取られ、焼けた石の上に乗っかって焼かれているところです。元々は、薪や炭などを敷き詰めてその上の石を熱し、その上に肉を並べたのです。しかし、現在はガスバーナーで下から燃やし、その上に石板を乗せて焼く形になっています。
ただし、焼き肉は庶民にとってはやはり高級品です。普段庶民は豆の煮込みで朝食を取り、昼にはせいぜい鶏肉か魚です。羊の肉はかなりの「ごちそう」なので、年に二回のイスラム教のお祭りと、結構式の場くらいでしかありつけない人も多いです。
1990年の南北統一以前はサナアにはハドラマウト焼き肉の店はありませんでした(ハドラマウトは旧南イエメンに属し、サナアは旧北イエメンの首都でした)。最近はハドラマウト出身者でサナアに住んでいる人も増え、外国人や金持ちのイエメン人も増えているので、羊肉を食べるハドラマウト焼き肉屋も増加中というわけです。(さとかん)

3 件のコメント:

ryo さんのコメント...

イエメン帰国隊員の永井です。
ハドラマウト焼肉、最高においしかったです!しょうゆ持参は必須ですね。

これからよろしくお願いします。

kantaro さんのコメント...

ryoさん、お帰りなさい。イエメン日本友好協会でのお仕事、ご苦労様でした。これからはイエメンOBとして、日本でのイエメン知名度向上に励んでくださいな。現役隊員の皆さんにもこのブログ教えてください。皆さんの力をお借りして充実したブログにしていきたいと思います。

Emmina Jewelry さんのコメント...

ハドラマウト焼肉、私は食べた事あったのかなぁ?
あったにしろ、ないにしろ、美味しそう♪
イエメン、また行きたいです。
私も自分の分野でイエメン&中近東文化の知名度を上げたいです!