2009年12月14日月曜日
OBSERVER紙 記事(11月30日)
http://www.yobserver.com/reports/10017709.html
イエメン・日本友好協会長の来日
2009年12月6日日曜日
駐日イエメン大使公邸での懇談会の報告
11月30日(月)に予定通り懇談会は開催されました。
当日は20名ほどの留学生(新潟大、大阪大、群馬大、東北大等)が参加されていました。当協会会員(法人会員は北野建設、関東物産、パソナ、IHI 等でした。)30名を入れて総勢50名の懇談会でした。
なお、来賓としては外務省のイエメン担当・JETRO中東担当・JICA/JOCV担当課長・JICA元イエメン駐在調整員とかパソナの社長等が来ておられました。
当日の集合写真等を載せましたので御参照ください。(半分くらい帰宅された後の写真です。)
さて、大使曰く「来年も開催したい」と申されております。
今回参加を見送られた会員は次回の懇談会には是非御参加ください。
参加された会員には本当にお疲れ様でした。(来年も御参加ください。)
日本イエメン友好協会・事務局長
2009年11月6日金曜日
駐日イエメン大使閣下との懇談会
会員各位には万事繰り合わせて御参加ください。
懇談会の日時等は下記の通りです。
日 時: H21年11月30日(月)18:30~
場 所: 駐日イエメン大使閣下 公邸
住 所: 東京都目黒区中目黒4-13-41 中目黒駐日大使レジデンス 301号室
最寄駅: 東急東横線中目黒駅下車 徒歩10分
JR渋谷駅で乗り換え東急東横線で急行で一つ目の駅(中目黒)で下車
(他にJR目黒駅より大鳥神社方面に徒歩で25分です。)
電 話: 03-3714-1131 (取次ぎ専用電話) 倉田氏(駐日大使レジデンス担当マネージャー)
服 装: 「当日はカジュアルなスタイルでお越しください」との大使閣下からの伝言です。
その他: 駐日大使閣下の希望招待者数は40名程度
時間厳守でお願いします。
日本イエメン友好協会 事務局
グローバルフェスタJAPAN2009参加報告
10月3日(土)、4日(日)の二日間に亘り東京・日比谷公園で「グローバルフェスタJAPAN2009-地球と世界の今を、楽しみながら知る2日間-」が開催され、2日間で9万6,000人が訪れました。このイベントは、外務省、JICA、(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)の共催で、外務省、JICA、各国駐日大使館、国際機関及びNGO(275団体)が出展し、事業紹介や、各国の民芸品・伝統料理販売などが有りました。当協会は、駐日イエメン大使館ブースを協力・支援する事で参加し、イエメン国の紹介等を致しました。無事終了することができ、当日協力をして頂いた会員各位に感謝いたします。
2009年9月4日金曜日
2009年グローバルフェスティバルについて
本年のテーマは「環境・気候変動問題」です。
当日のブースは日比谷公園内の天然芝の上の 「T-39」との案内が来ました。
イエローゾーン(Y イエロー・エリア)の近くです。 尚、当日お手伝いの出来る方は
携帯電話:080-2012-9542(伊藤)迄
連絡を頂けたら幸いです。
2009年8月27日木曜日
国別月間講座
2009年8月17日月曜日
日本・イエメン友好協会・総会の結果報告
H21年 8月15日
H21年8月14日に開催された総会の結果は下記の通りです。
H20年度の活動報告・H21年度の活動計画及び当協会の規約改定等は全て
承認されました。
なお、規約改定に伴う役員人事(案)は全て事務局案通り
承認されました。
1.H20年度活動報告
・恒例の新年会と忘年会を実施しました。
・総会は小浪教授が「イエメンでの調査の思い出」と題して講演
しました。
・H20年度はマフラジ(機関紙)の発行は2回しました。
・当協会の卓上カレンダーの作成は300部作成してイエメンの紹介
を実施しました。
・H20年度のグローバルフェスタに参加しました。H20年は当協会
・独自のブースも設けて出展しました。
しかし、大使館ブースのお手伝いも有り、H21年度は今まで
通り当協会ブースはやめて大使館ブースのみとする事としま
した。
2. H21年度活動計画
・新年会と忘年会を実施する予定です。
・マフラジ(機関紙)の発行
・ 当協会の卓上カレンダーの作成(平氏了解済み)は300部作成
してイエメンの紹介を実施しました。
・ H21年度のグローバルフェスタに参加
10月3日(土)・4日(日)の二日間、日比谷公園にて開催され
ます。
・ 浦安国際交流センターにおけるイエメン国の紹介講演会。
浦安国際交流センターの依頼により9月27日に開催される
講演会に手島・小平理事が参加します。
・ 本年度よりアラビア語の自主勉強会を開設する予定です。
詳細は後日検討の上、連絡いたします。
3. 規約の改正
人事
規約に副会長と専務理事・名誉顧問・関西担当理事のポストを設ける。
会長・副会長・理事長・顧問・名誉顧問は推薦で選出した。
ただし、専務理事の選任は理事の中から選ぶ事にする。
規約の改定と任期満了になった人事案(執行部役員)は全て承認された。
H21年よりの新役員人事は下記の通り。
会 長:福田 康夫 氏(留任)
副 会 長:不在 *
理 事 長:清水 氏 (留任・大阪)
専 務 理 事:手島 氏 (新任・元事務局長)
事 務 局 長:伊藤 氏 (新任・元広報担当理事)
学術担当理事:佐藤 氏 (留任)
文化担当理事:小平 氏 (留任)スポーツ関連担当兼務
会計担当理事:浅田 氏 (留任)
広報担当理事:山崎 氏 (新任・元情報担当理事)
** 情報・広報担当補佐:内山 氏(新任)
関西担当理事:平 氏*** (新任)
法人担当理事:西尾 氏 (ワタル社)留任
法人担当理事:庭野 氏 (日本テクノ社)留任
法人担当理事:丸山 氏**** (IHI)新任
監 事:加藤 氏 (ワタル社)留任 杉村 氏(関西)留任
顧 問:星 氏 (留任) 奥田 氏 (留任)
小浪 氏 (新任)
名 誉 顧 問:鰐淵 氏***** (新任・元顧問)
* 副会長は当面不在とする
** 山崎理事が海外勤務のため内山氏に協力を求めた。情報・広報担当補佐:内山 氏(新任)
*** 関西で平写真事務所を経営しており、年に数回イエメンに赴き写真を撮り続けている。
当会の卓上カレンダーは無償にて作成をして頂いている。(印刷費用は実費)
**** IHIはイエメンでセメント工場を建設しておりイエメン経済に貢献をしている
***** 鰐淵氏は外務省の官僚として始めてイエメンを公式訪問して後に大使として赴任。
一昨年まで当会の顧問としてアドバイスをして頂いた。
会費について
現在の会費については現在個人会費と法人会費とあるが個人会(年)会費は廃止して入会時に三千円を集金する。法人会費は一口5千円以上とし、毎年一回寄付を募る事とします。
公文書の発行
当協会の公文書は今まで事務局長名で発出していましたが、今後の公式文書は専務理事名で発出し、日常の事務手続きは従来どおり事務局長名で発出します。
4. 規約の改正日
当協会の規約の改正日はH21年8月14日付けとします。
5. その他
本年も9月20日より世界旅行博覧会(千葉)が実施され、イエメンも参加
するとの情報があり要請があれば当協会として協力をする。
大使館より招待状を受け見学会を実施する予定。
また、9月23日より浜松において花博覧会が開催されるが、イエメンも
政府出展として参加する。大使館より要請があり次第お手伝いをする。
以上
2009年1月8日木曜日
ハドラマウトの洪水と日本イエメン友好協会
今年も日本イエメン友好協会をよろしくお願いいたします。
昨年のハドラマウトの洪水被害について、遅ればせながら所感を書き込ませて頂きます。
昨年10月に東部ハドラマウト地方を襲った洪水(鉄砲水)は、大きな人的、経済的被害をもたらしたようで、被災された方々には心からお見舞い申し上げます。
さて、昨年このニュースが新聞・テレビで報道された直後に協会内部でも「お見舞い金/義援金を送ってはどうか」という議論がありました。しかしながら、結果として協会としてお金を送ることはしませんでした。それは以下のような理由によるものです。
われわれ「日本イエメン友好協会」は、「対等な」市民間の相互理解と友好関係の維持発展を目的としており、「援助する/される」という片務的な関係を目指しているわけではありません。従って、一般論として「かわいそうなイエメンの人々」に対して物やお金の援助を行うことはしてきませんでした。我々は援助団体ではないからです。
また、以下は私の個人的な意見ですが、イエメン研究者としてまた開発社会学者として、私はイエメンに対する安易な援助には反対なのです。なぜなら「かわいそう」という思い込みに発する援助を行うことは、日本人一般の「貧しい中東の国」というステレオタイプを上書きすることにしかならず、イエメンの人々の置かれている状況、その文化、社会などに対する正確な理解をむしろ妨げるからです。そうした事例を私は職業がら数多くの途上国で見てきました。実際「途上国に対するステレオタイプを増幅し、途上国の人々に依存心を植え付ける」ような援助は枚挙にいとまがありません。そして、それは日本と途上国の関係の深化には決してつながらないのです。つまり、当協会の活動趣旨にも反する結果にしかなりません。このため、私は個人的にも愛着の深いイエメンに対してだけはせめて、そうした活動をしたくないと考えており、本協会がそうした活動をすることにも反対なのです。
とはいえ、今回は「緊急救援」なので、多少背景が違う、というご意見もあるでしょう。しかしながら、今回の洪水がこれまで数多くあった洪水と、基本的にどこが違うのかという問題もあります。確かに、イエメンの災害が日本でこれほど大々的に報道されたことはこれまでありませんでした。しかしながら、日本で報道されたから災害の規模が大きいとは限りません。実は、イエメンではハドラマウトに限らずこれまでもこうした「鉄砲水」は定期的に発生してきました。これは乾燥地のワジ(枯れ川=普段は水がないが大量の降雨が山岳地にあった時に地表にしみ込むことができなかった水が一気に流れる道筋)にはつきものの宿命なのです。つまり、これは決して初めての事態ではないのです。
もちろん「緊急事態」に当たって支援が必要な場合はあるでしょう。しかし、我々のような資金も人材もいない団体にとって、今回の洪水が物的、資金的支援をしなければならないような事態なのか、については慎重に判断するべきだと思われます。そうした判断のための情報収集を十分にせず、単にテレビで報道されたからという理由でやみくもに「それ、援助だ!緊急支援だ!」という対応は、長期的な観点から望ましくないのです。
つまり、今回我々のなけなしの会費(数万円しかありません)を使って援助しても、今後別の洪水があったとき、あるいは地震があったとき、あるいは飢饉があったとき、その都度同じように対応できるのか、ということです。気まぐれな援助ほど、被援助者を苦しめるものはないのです。
最後の理由として、緊急援助で提供された物資が、混乱している現地できちんと必要とされている人に届くのか、というより根本的な理由があります。我々のような弱小団体の少量の支援物資がどのようなルートで誰の手に渡るのかをモニターすることはほとんど不可能です。場合によっては、どこかの有力者の私腹を肥やすために使われてしまうかもしれません。今回は国連も、日本国政府もイエメン政府に対する緊急支援を行いました。そうであれば、公的なルートを通して効率的に配分されることを期待するべきでしょう。
というわけで、今回は友好協会としての支援は行わず、伊藤理事が在日イエメン大使に「お見舞い」を述べるにとどめました。この点、皆様のご理解をお願いすると同時に、皆様からのご意見を頂ければ幸いです。
佐藤寛【2009/1/8 日本イエメン友好協会理事】